問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論

問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家‪論‬

    • 4.0 • 1 Rating
    • ¥880

Publisher Description

大ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』に続く第2弾!
現代最高の知識人、トッドの最新見解を集めた“切れ味抜群”の時事論集。
テロ、移民、難民、人種差別、経済危機、格差拡大、ポピュリズムなど
テーマは多岐にわたるが、いずれも「グローバリズムの限界」という問題に
つながっている。英国EU離脱、トランプ旋風も、サッチャー、レーガン以来の
英米発祥のネオリベラリズムの歴史から、初めてその意味が見えてくる。

本書は「最良のトッド入門」でもある。知的遍歴を存分に語る第3章「トッドの
歴史の方法」は、他の著作では決して読めない話が満載。
「トッドの予言」はいかにして可能なのか? その謎に迫る 日本オリジナル版。

「一部を例外として本書に収録されたインタビューと講演はすべて日本で
おこなわれました。その意味で、これは私が本当の意味で初めて日本で
作った本なのです」(「日本の読者へ」より)

【目次】
日本の読者へ――新たな歴史的転換をどう見るか?
1 なぜ英国はEU離脱を選んだのか?
2 「グローバリゼーション・ファティーグ」と英国の「目覚め」
3 トッドの歴史の方法――「予言」はいかにして可能なのか?
4 人口学から見た2030年の世界――安定化する米・露と不安定化する欧・中
5 中国の未来を「予言」する――幻想の大国を恐れるな
6 パリ同時テロについて――世界の敵はイスラム恐怖症だ
7 宗教的危機とヨーロッパの近代史――自己解説『シャルリとは誰か?』

GENRE
Politics & Current Events
RELEASED
2016
September 21
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
256
Pages
PUBLISHER
文藝春秋
SELLER
BUNGEISHUNJU LTD.
SIZE
2.6
MB
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告
2015
西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか
2024
ドイツの傲慢 日本の孤立【文春e-Books】 ドイツの傲慢 日本の孤立【文春e-Books】
2015
トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲 トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲
2016
老人支配国家 日本の危機 老人支配国家 日本の危機
2021
第三次世界大戦はもう始まっている 第三次世界大戦はもう始まっている
2022