嘘つき姫と竜の騎士1
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5.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
わけあって放浪中のニアナは、隣国の<文化委員>なる青年ネイシスと出会う。美術品の収集をしているという彼は、煌めく金髪で極度の味覚音痴、自称“精霊の加護を受けている”変わり者。興味を持ったニアナは、得意のおしゃべりで買取交渉の助手をすることに! そんな2人が王宮に乗り込み「亡国の王女と騎士」のふりをして、大芝居を打つことになり……!? 演技派乙女の革命劇、開幕!
カスタマーレビュー
クマ四号
、
ぐい読み、一冊!
タイトル通り、時間が経つのを忘れて一気にむさぼり、最後までとてもおいしく頂きました、という感じ(^_^)。
最近では少し久しい「読書」のご馳走でした。
ストーリーと、それを支える世界観がしっかりとタッグを組んで、街角のざわめきや広場をぬける風のにおい、見上げた空の高さまで感じられるような不思議な引力で読者をお話の中に運んでいってくれます。
毒舌でシビアで優しい登場人物たちも、それぞれがそれぞれなりの存在感を放って、とても架空の生命とは思えない人間らしさ。
う〜ん、楽しい!!
同作者の「灰と王国」シリーズと繋がりがあり、こちらのシリーズと平行して次々に書籍化されるとの事で、ワクワクしています。
コレはちょっとやみつきになりそう……(⌒▽⌒)ウットリ。