〈嘘〉の政治史 生真面目な社会の不真面目な政治 〈嘘〉の政治史 生真面目な社会の不真面目な政治

〈嘘〉の政治史 生真面目な社会の不真面目な政‪治‬

    • ¥1,600
    • ¥1,600

発行者による作品情報

政治に〈嘘〉がつきものなのはなぜか。絶対の権力というものがあるとすれば、嘘はいらない。それなりの反対勢力野党や異議申し立てがあるからこそ、それを迂回するために嘘が必要となり、反対する野党や異議申し立ての側も、権力と闘うために嘘を武器にするのだ。もちろん嘘には害があり、特に危険な嘘もある。世界中に嘘が横行する今、近現代の日本の経験は、嘘を減らし、嘘を生き延びるための教訓への対応策と対抗策の格好の素材となるはずだ。複数政党政治が成立するための条件と地域社会のあるべき未来像も、そこから見えてくる。

目次

はじめに
Ⅰ 〈嘘〉の起源――生真面目な社会

歴史をとらえる

第1章 職分から政党への五〇〇年

Ⅱ レトリックの効用――〈嘘〉の明治史

横着な〈嘘〉への対処法

第2章 福地櫻痴の挑戦

第3章 循環の観念

第4章 五/七/五で嘘を切る

Ⅲ 野党 存続の条件

政党の〈嘘〉の功罪

第5章 複数政党政治を支える嘘

Ⅳ 地方統治の作法

〈嘘〉のある号令と、呼応する人々

第6章 人類を鼓舞してきたもの

第7章 受益と負担の均衡を求めて――近現代日本の地域社会

補章 昆虫化日本 越冬始末

ジャンル
政治/時事
発売日
2020年
3月10日
言語
JA
日本語
ページ数
256
ページ
発行者
中央公論新社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
5
MB
日本の歴史(16) 多様化する社会 平成時代~令和 日本の歴史(16) 多様化する社会 平成時代~令和
2022年
日本の歴史(16)【電子特別版】 多様化する社会 平成時代~令和 日本の歴史(16)【電子特別版】 多様化する社会 平成時代~令和
2022年