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発行者による作品情報

「なぜ日本人は死体に手を合わせる?」

「除夜の鐘はなぜ百八つなの?」

「「生」はなぜ四苦(生・老・病・死)に含まれる?」

「如来と菩薩はどこが違うの?」

「密教の修行とはどんなもの?」

「座禅はどのように組めばよいの?」


日常の中の仏教から、葬式、釈迦の教え、仏像の見方、各宗派の基礎知識までを、

元予備校講師が写真・図でやさしく解説!


■目次

はじめに――仏教から何が得られるものは何か


第一章日常の中の仏教を知る

1日々の仏教

2仏教と年中行事

3意外と知らない身辺雑事

4さまざまなお寺めぐり


第二章仏教で祈る

1死者との別れ

2死者の歩み


第三章仏教を知る

1お釈迦さまの教え

2さまざまな仏像とその役割


第四章仏教の宗派を知る

日本仏教の13宗派

1法相宗

2華厳宗

3律宗

4天台宗

5真言宗

6融通念仏宗

7浄土宗

8浄土真宗

9時宗

10臨済宗

11曹洞宗

12日蓮宗

13黄檗宗


第五章仏教を体験する

1さまざまな修行案内

2仏教と他の宗教


■「はじめに――仏教が教えてくれるものは何か」より


小説家にして僧侶の瀬戸内寂聴尼は昭和の終わり頃、ある高僧に加持(災厄を除くために神仏の守りと助けとを祈ること)をしてもらった体験をこう述べています。

「私も最初は『お加持』なんて信じていなかった。だけど、清水寺で阿闍梨(高僧)さんにお加持をしてもらったとき、本当に効きましたね。宗教的な奇蹟というのは確かに起こり得ると実感しました」

寂聴尼は、その折のことを「霧が晴れるようにすっきりしましたね」とも語っています(長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ』)。

おそらく高僧は何やら呪文を唱え、数珠を寂聴尼の頭の上に置いただけなのかもしれませんが、仏門の身の寂聴尼が好き好んで嘘をつくとも思えませんので、高僧のお加持は確かに験(効き目)があったのでしょう。


しかし、このような不思議な霊力を得たいがために仏門を叩くのは、お門違いかもしれません。そうしたことのみが目的ならば、どこかの仙人のところにでも入門したほうが早いはずです。神秘的な力は受け手の感受性とあいまってたまたま発揮されたのかもしれず、常に万能だとは思えないからです。


仏教は神秘主義や奇蹟をむしろ嫌います。だから、「われわれ人間は、正しい宗教の信というものによって、新たなる心境というものが開けてくる。その心境を、ある人は、悟りだと言う」と、悟りのもつ意味を簡明に述べている僧もいます(曽我量深『我如来を信ずるが故に如来在ます也』)。

今までの自分にない「新たなる心境が開けてくる」ことこそ、仏教を学ぶ者が仏教からいただく最大の贈り物にほかなりません。それは、「生き方の指針」を得ることだといっていいでしょう。

この本では、日常生活でふと感じる仏教の身近な疑問に答えながら、仏教による生き方について考えていきたいと思います。


■著者略歴

阪東良三(ばんどう・りょうぞう)

1946年、東京生まれ。1971年、北海道大学文学部ロシア文学科卒業。1981年、ソビエト国立プーシキン大学に学ぶ。現在、東京看護医療教育学院専任講師

ジャンル
宗教/スピリチュアル
発売日
2015年
4月8日
言語
JA
日本語
ページ数
240
ページ
発行者
Panda Publishing
販売元
Panda Publishing
サイズ
59.3
MB

カスタマーレビュー

ぱぱぱ出版社CEO♡

広大な仏教を語るとこうなりましょう。

細かい誤字が多く目に引っかかってきました。(ルピ、濁点)再度校正を。