堕落論 堕落論

Publisher Description

『堕落論』(だらくろん)は坂口安吾の随筆・評論。坂口の代表的作品である。第二次世界大戦後の混乱する日本社会において、逆説的な表現でそれまでの倫理観を冷徹に解剖し、敗戦直後の人々に明日へ踏み出すための指標を示した書。敗戦となり、特攻隊の勇士も闇屋に堕ち、聖女も堕落するのは防げないが、それはただ人間に戻っただけで、戦争に負けたから堕ちるのではなく、人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ、と綴られている。旧来の倫理や道徳の否定といった次元ではなく、偉大でもあり卑小でもある人間の本然の姿を見つめる覚悟を示している作品である

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2016
June 3
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
285
Pages
PUBLISHER
Books Pub
SELLER
KONSTANTIN FAMARSKII
SIZE
4.4
MB
織田信長 織田信長
1952
堕落論 堕落論
1950
黒田如水 黒田如水
1947
桜の森の満開の下 桜の森の満開の下
1951
白痴 白痴
1950
特攻隊に捧ぐ 特攻隊に捧ぐ
2004