



夏への扉
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4.2 • 116件の評価
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発行者による作品情報
ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から2番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ! そんな時、〈冷凍睡眠保険〉のネオンサインにひきよせられて……永遠の名作。
APPLE BOOKSのレビュー
ロバート・A・ハインラインが1956年に発表した本作は日本のSFファンには格別に愛され、常にオールタイムベストの1冊に選ばれるタイムトラベルSF小説。恋人や友人に裏切られて30年の冷凍睡眠に入ったロボット発明家の主人公が、タイムマシンを使って奪われた自分の人生と行方不明となってしまった愛猫ピートを取り戻そうとする。SFである以上に珠玉の青春小説であり、その気恥ずかしいほどに純情でロマンチストの主人公が迎えるエンディングには誰もが幸せな気持ちになれるはず。
カスタマーレビュー
happy-ya
、
リッキー、ティキー、テビー
その日まで、お休み。