



夜行
-
-
4.1 • 59件の評価
-
-
- ¥680
-
- ¥680
発行者による作品情報
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。
春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
--西行法師
カスタマーレビュー
山本功
、
最終的には面白い作品
パラレルワールドを表現した作品は、いくつか読んだ事があるが、オチとしてソレを採用した小説は本作が初めてである。
確かに最終的には面白い作品だったと言えるが、その道中に推測不可能な謎や布石が多過ぎて、全体として納得感のある読み応えとは言えませんでした。