大不平等――エレファントカーブが予測する未来 大不平等――エレファントカーブが予測する未来

大不平等――エレファントカーブが予測する未‪来‬

    • 3.0 • 1件の評価
    • ¥3,400
    • ¥3,400

発行者による作品情報

BREXIT、トランプ現象などの原因を、如実に示した一枚の図がある。『ワシントンポスト』紙が「現代政治のロゼッタ・ストーン」と評したエレファントカーブだ。横軸の100に位置するのがグローバルに見た超富裕層、0に位置するのが最貧困層。縦軸はベルリンの壁崩壊からリーマンショックの間に各層がどのくらい所得を増やしたかを示している。50-60番目の人たち(中国などのグローバル中間層=A)は所得を大きく伸ばし、80-90番目の人たち(先進国の中間層=B)の所得は停滞し、90番目以上の超リッチ(グローバル超富裕層=C)の所得はこれまた大きく伸びていることがわかる。本書は、このグラフの発表者が、新たな理論「クズネッツ波形」で、今世紀の世界的不平等の行方と経済情勢を予測した基本書だ。「各国間と各国内の不平等をこれ以上ないほど明確に語ってくれる。必読書だ」トマ・ピケティ。「これからの世界は、グローバルなトップ1%層に支配されるのだろうか、それとも支配するのは巨大なグローバル中間層だろうか」ジョセフ・スティグリッツ。「斬新かつ挑発的な発想の宝庫だ」アンガス・ディートン。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2017年
6月12日
言語
JA
日本語
ページ数
304
ページ
発行者
みすず書房
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
7.9
MB
資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来 資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来
2021年
未来を語る人(インターナショナル新書) 未来を語る人(インターナショナル新書)
2023年
不平等・所得格差の経済学――ケネー、アダム・スミスからピケティまで 不平等・所得格差の経済学――ケネー、アダム・スミスからピケティまで
2025年