



大前研一通信 VOL.255
-
- ¥720
-
- ¥720
発行者による作品情報
「大前研一通信」は様々な社会問題に対し、グローバルに活躍する経営コンサルタントの大前研一の発言や論文を、まるごと読むことができる月刊情報誌です。 マスコミ上に発信された大前研一の発言や、雑誌媒体へ連載している記事等が読め、新聞やテレビでは分からない多面的・国際的視野があなたの前に広がるでしょう。これからの激変する時代の指針として、21世紀のサバイバルツールとして、「大前研一通信」を是非、お役立てください。
今回は、世界に激震が走ったフランスの首都パリで発生した11月の同時多発テロは、米国とともにシリアやイラクで、イスラム国への空爆にフランスが参加している軍事行動に対する報復だと過激派組織「イスラム国(IS)」が表明した中、ISの掃討を名目に、既に9月末にシリアへの空爆を開始していたロシアが、実は、難民問題解決の一助になるという雰囲気がヨーロッパに生まれつつある事や、内戦が続く今日のシリア情勢の原因は、アメリカの中東政策の不始末であり、アルカイダやIS、「ポコ・ハラム」などのテロ組織も、その綻びから生まれたものだと指摘し、集団的自衛権行使を容認した日本のアメリカへの依存の危険性にも言及した記事を巻頭に、中国、台湾、イタリア、メキシコなど、世界の動向を、政治・経済・ビジネスの観点から俯瞰した場合、日本にとってどういう視点で捉え、備えるべきかということに関する記事を中心に構成した「日本の論点2016~17(グローバル戦略編)」と題する特集号です。後半には、「東証一部上場した郵政3社」、「初飛行に成功したMRJ」、「話題の自動運転システムの難題」や「中国共産党員のゴルフ禁止令」などを時事問題として、またDIME連載記事の高級ゴルフリゾート編も併せてご紹介します。