大師の時代
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明治時代の日本の作家、榊亮三郎 (さかきりょうざぶろう)、1872―1946、明治~昭和期のサンスクリット学者。1895年(明治28)帝国大学文科大学(現東京大学文学部)言語学科を卒業。三高教授を経て、1907年(明治40)新設の京都帝国大学文科大学文学科に迎えられ、3年間の外遊ののち梵語(ぼんご)学梵文学講座担当教授となって、32年(昭和7)まで在任した。関西におけるフランス語およびラテン語教育の先達であり、とりわけサンスクリット学習をインド・イラン学の視野でとらええた日本最初の先覚者である。また国際的には『梵蔵漢和対校飜訳名義大集(マハーヴィユットパッティ)』の労作により著名である。この作品は底本の「大師の時代」では人文・思想 › 宗教 › 仏教としてまとめられている。