大念処経:ヴィパッサナー瞑想の全貌を解き明かす最重要経典を読む 大念処経:ヴィパッサナー瞑想の全貌を解き明かす最重要経典を読む

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発行者による作品情報

覚りをひらく瞑想実践


ブッダが説いた気づきの実践方法を、

パーリ語経典に基づいて詳細に解説。

マインドフルネスの原点でもある仏教瞑想を、

心の清浄に達するためのたった一つの道として

現代人が真に理解するために

欠かすことのできない一冊。


初期仏教経典の中でも最高峰の人気を誇る

大念処経』を現代日本語で理解する。


探求を重ねながら、

「気づき」の道を歩むすべての人へ──

涅槃へと至る唯一の道

「気づき(sati)」の実践方法を記した最重要経典『大念処経(Mahasatipatthanasutta)』の原文を丁寧に読み解き、ヴィパッサナー瞑想の実践と覚りの境地に到達するための方法を詳解。お釈迦様が「身・受・心・法」の四段階で一切の現象をどのように観察されたのかを、実践に役立つ形でひも解いていきます。学術的な註釈の枠を超え、実践に重きを置いた内容が、あなたの人生と瞑想実践に確かな指針を与えます。


【本書の構成】

I 身の随観 Kayanupassana

II 受の随観 Vedananupassana

III 心の随観 Cittanupassana

IV 法の随観 Dhammanupassana


「はじめに」より抜粋


衆生にとって、(心の)清浄に達するための、愁い悲しみを乗り越えるための、苦しみと憂いが消えるための、正理を得、涅槃を目のあたりに見るための唯一の道である、『Mahasatipatthanasutta(大念処経』を読んで、理解してみましょう。原文を読んで理解できるならばそれに越したことはありませんが、現代人の世界観は昔と変わっているので、簡単に理解できて納得いけそうにないのです。というわけで、うるさく感じるほど延々と、大念処経について解説いたしました。解説は決して絶対的なものではありません。色々な角度から解説できるからです。本書では、お釈迦様の教えを実践する方々に焦点を合わせて説明したのです。実践することを念頭に置いた解説なので、学術的な註釈にはならないと思います。

実践する方々は、この経典の内容を全てそのまま実践しなくてはいけないと思う必要はありません。人々には、様々な性格、様々な能力、様々な好き嫌いがあるものです。完全に同一の生命は存在しません。しかし、生きるという衝動はみな同じです。生き方がそれぞれ変わっているだけです。お釈迦様の教えは、全ての生命に適用できるように普遍的な立場で語られているのです。いかなる人間にも、自分の性格と生き方に適用する教えを見つけることができます。大念処経の場合も同じです。実践する方々には、自分個人に適用できる教えを見つけられるだろうと思います。しかし、実践は身・受・心・法という四段階になりますので、終わりまで読んで理解することが必要になるかもしれません。納得がいかないところ、疑問に思われるところなどを見つけたならば、そのまま信じる必要はありません。さらに調べてみたほうが良いのです。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2025年
3月24日
言語
JA
日本語
ページ数
597
ページ
発行者
サンガ新社
販売元
CREEK & RIVER CO LTD
サイズ
8
MB
執着しないこと 執着しないこと
2012年
悩まない力 悩まない力
2008年
ブッダの教え一日一話 ブッダの教え一日一話
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