大江健三郎と「晩年の仕事」 大江健三郎と「晩年の仕事」

大江健三郎と「晩年の仕事‪」‬

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発行者による作品情報

1994年にノーベル文学賞を受賞した大江健三郎は、その受賞後に数々の傑作・問題作を書きつづけた、世界的に稀有な小説家だが、とくに2000年の『取り替え子』から東日本大震災を経て2013年に完成した『晩年様式集』へと至る「晩年の仕事」(レイト・ワーク)は、透徹した知性で時代を見据えた予言的で豊饒な作品群である。この、さまざまな文学的技巧やたくらみに満ちた難解な作品群を、ときにセルバンテス、フローベール、プルースト、ジョイス、エリオット、ナボコフ、渡辺一夫、埴谷雄高、大岡昇平らの作品や言葉に触発され、ときに大江の盟友サイードとの友情と文学に導かれながら繙いていく。大江健三郎の真の偉大さを明かす、力作評論。

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
3月24日
言語
JA
日本語
ページ数
480
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
1.9
MB
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