大江戸怪奇譚 ひとつ灯せ
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発行者による作品情報
怪異の裏になにかがある!?
料理茶屋の隠居・清兵衛は働きづめの日々が終わったことで
いつしか死の恐怖に取りつかれ、余命いくばくもない有り様に。
幼馴染の甚助のお陰で危機を脱し、怪奇譚を語り合う「話の会」に
参加することで逆に自分を取り戻した清兵衛だが、
ほっとしたのも束の間、会の周辺で不穏な出来事が起こり始めて……。
〈死への恐怖〉をテーマにした異色の傑作時代小説。
解説=朝宮運河
※この電子書籍は2010年1月に刊行された文春文庫の新装版です。