太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 3
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発行者による作品情報
グラシエの故郷の聖樹を救うべく"青鹿"の角を求め
ミトロフたちは迷宮の地下五階に足を踏み入れた。
一向に見つからず焦りが募る中、青鹿を大量に抱えた
トロルの大群と遭遇。グラシエが単身突撃してしまう!
「青鹿が! このまま見過ごすなどできぬ!」
偶然居合わせた冒険者ミケルの力を借り、
その場を脱出するもパーティ内には溝が生まれていき……。
苦しむグラシエのため、ミトロフがミケルにした申し入れとは――。
どんな困難があろうとも、絶対に見捨てはしない!
友のため命を懸けて挑む、異世界冒険譚第三幕。