太古から今に伝わる 不滅の教え108 太古から今に伝わる 不滅の教え108

太古から今に伝わる 不滅の教え108

    • 5.0 • 1件の評価
    • ¥1,400
    • ¥1,400

発行者による作品情報

●本文テキスト抜粋●
不滅の教え1
「怒りは自分に盛る毒。」
北米/先住民の格言

ふだんの生活で怒りの解毒剤としてきたのは「笑い」
アメリカで最も長きにわたり不公正で過酷な待遇にあってきた先住民の人々。
それでいて人種差別への怒りと不満で一触即発の黒人社会とは対照的に、温厚な民族性を保てたのは、
この格言を養生訓としてきたからかもしれません。
怒りの有害性は現代医学も認識しています。
怒りを感じれば人の身体は即座に反応、心拍は乱れ、
その信号を察知した脳は理知的な思考より「戦うか逃げるか」に走り、
冷静な判断もしにくくなり、血圧も上昇します。
中国気功では怒りの気(エネルギー)は肝臓への毒素とされ、
チベット仏教でも怒りは無知、欲望と並び、人のすべての苦悩の元となる三毒のひとつで、
この三毒を体内から吐きだす浄化の呼吸法もあります。
北米の先住民の人々がふだんの生活で怒りの解毒剤としてきたのは「笑い」です。
憤慨するとすぐにキレて、あたり構わず何かを蹴飛ばしたりものを投げたりする一部の白人とは異なり、
先住民の人々は怒りを爆発させる代わりにその状況をジョークにして笑い飛ばすことができるのです。
気功でも上級技とされる怒りのエネルギーを笑いに転換する術を、
北米の先住民の人々は幼い頃から実体験で学び、逆境でも心身の健康を守ってきたのです。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2020年
12月23日
言語
JA
日本語
ページ数
243
ページ
発行者
かざひの文庫
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
30.3
MB
僕はいかに逆境をのり越え 世界一翻訳された作家になったのか 僕はいかに逆境をのり越え 世界一翻訳された作家になったのか
2023年
アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉
2016年
死んだ後には続きがあるのか-臨死体験と意識の科学最前線- 死んだ後には続きがあるのか-臨死体験と意識の科学最前線-
2016年
ワン・スピリット・メディスン ワン・スピリット・メディスン
2017年
カルマムードラ:至福のヨーガ ―チベット医学・仏教におけるセクシャリティ― カルマムードラ:至福のヨーガ ―チベット医学・仏教におけるセクシャリティ―
2021年
BRAIN PLASTICITY 自らを変える脳の力 BRAIN PLASTICITY 自らを変える脳の力
2023年