太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人
-
- ¥880
-
- ¥880
発行者による作品情報
太平洋戦争の開戦を決めたのは誰か? 山本五十六はなぜ戦死したのか? 近年発掘された新資料で七つの謎を解明する。
カスタマーレビュー
はなちばん
、
山本五十六氏の自殺というタイトルが目についたので読んでみました
越後生まれの山本五十六氏。同じ越後で育った経験もあり、何故、彼が危険な前線に飛び込んで行ったのか?
理解出来るかもしれないと思って読みました。
内容で学んだことは
開戦方法と敗戦方法(一字違いの事ですけど)背景にこんな事が有った!
確かに敗戦方法は、日本には経験が無かったし、大本営情報操作されていたので、進めて方がグダグダ感が満載でした。
開戦方法も、あっさりとした感じでした。
この二つを知ることが、出来、読んだ価値はあると。
さてと、山本五十六氏の自殺!については、『部下を置き去りにすること』の慰問だったとか。自分への戒め??
この後、人命を使った兵器運用が始まる。この時に山本五十六氏が生存して居たらどう止めたのか?又止められなかったのか?
又、どの様な敗戦方法を考えたのか…?
想像してしまう。
なんとなくだか、彼は大坂冬の陣における真田丸の繁信と、立場が似ていたのでは?
テツ鉄
、
歴史を学ぶ意義
今の日本がなぜこのような社会になったのか?と、我々の世代は理解に苦しみ事が多くある。
開国以来の近代化の歩みの中で、急速に進んだ日本の軍事優勢の政治、西洋の侵略など世界情勢を踏まえて、あの戦争を見つめなければ、現代の社会を理解できない。
我々は逃げずに、知ろうとする努力をしなければならない、というメッセージが込められた良い書である。