失われた未来を求めて 失われた未来を求めて

失われた未来を求め‪て‬

    • ¥2,200
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Publisher Description

『ニック・ランドと新反動主義』『ダークウェブ・アンダーグラウンド』『闇の自己啓発』など、いま最注目の文筆家による約3年ぶりの単著!

資本主義の〈外部〉を見据え
アリスのようにウサギの穴から落ちること——

カール・マルクス、サイバーシン計画、L S D、反知性主義、再魔術化、そしてアシッド・コミュニズム。
過去と現在を行き来し、亡霊のように彷徨う〈ありえた未来〉を幻視する旅は、やがて60年代サイケデリクスとカウンターカルチャーの可能性を再び蘇らせる。
世界の変容を志す新たな覚醒のために捧げる16篇。

■目次

Chapter1 資本主義リアリズムと失われた未来
1 未来の誕生と喪失
2 資本主義リアリズムの起源
3 未来を幻視する――失われた連帯のために
4 カウンターカルチャーの亡霊――祓われた六〇年代

Chapter2 アシッド・コミュニズム――再魔術化と反脱魔術化
1 マーク・フィッシャーと再魔術化する世界
2 近代からの逃走――スイスに胚胎したカウンター思想の源流
3 LSDと知覚の扉―― 帰郷、あるいは自己変容による革命
4 霊的資本主義――スピリチュアル、自己啓発、スマートドラッグ

Chapter3 変性する世界 
1 反知性主義の起源を求めて――大覚醒、食物中毒、集団幻想
2 蜂起を生きる――カント、フーコー、フィッシャー
3 議事堂の中のシャーマン――虚構の時代の陰謀論
4 可塑的な〈世界〉へ――資本主義リアリズムからの解放

Chapter4 共同体と陶酔――反脱魔術化の身体に星が降るとき
1 否定と治癒 ――逸脱者たちの目覚め
2 痙攣する身体
3 鏡の牢獄――既知と自己の乱反射
4 それでも未来は長く続く

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2022
January 25
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
344
Pages
PUBLISHER
大和書房
SELLER
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
SIZE
1.6
MB
ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち
2019
暗黒の啓蒙書 暗黒の啓蒙書
2020
効率重視の教養は本物か 効率重視の教養は本物か
2022
ゴーイング・ダーク ゴーイング・ダーク
2021