『失敗の本質』を語る なぜ戦史に学ぶのか 『失敗の本質』を語る なぜ戦史に学ぶのか

『失敗の本質』を語る なぜ戦史に学ぶの‪か‬

    • 3.0 • 1件の評価
    • ¥1,000
    • ¥1,000

発行者による作品情報

『失敗の本質』は、日本が第2次世界大戦で敗戦を喫した原因を解明し、教訓を引き出した著作で、長く読み継がれている名著です。新型コロナウイルスの感染爆発、環境破壊や自然災害の拡大、世界各地での軍事的な緊張の高まりなど、「安心・安全」とはほど遠い世界の中で、日本政府や企業は国難に十分に対応できているでしょうか。同書が浮き彫りにした日本軍の構造的欠陥は、残念ながら、現代日本の様々な組織の中にも見受けられます。同書は日本軍の敗因分析から様々な教訓を引き出し、勝てる組織になるための方法を提言していますが、なお実行できていない組織が多いのが現実です。今こそ、同書を読み直し、混乱の時代を乗り切る知恵を吸収するときではないでしょうか。
そこで、著者の一人で、完成に至るまでのプロセスを主導した野中郁次郎・一橋大学名誉教授に同書誕生の背景や、その後の戦史に関わる研究の軌跡について語ってもらったのが本書です。
野中氏の研究は「知識創造理論」と戦史に関わる研究の2本柱からなります。本来は親和性が高いはずの経営理論研究と戦史に関わる研究ですが、日本では敗戦の反動から両者を隔てる壁は巨大なものがあり、戦争を研究すること自体がタブーでした。戦史の科学的な分析とはほど遠いのが、『失敗の本質』誕生前夜の日本だったのです。『失敗の本質』は予想以上の長寿作品となり、野中氏の業績の代表作ですが、野中氏自身が戦史に関わる研究について語る機会はありませんでした。しかし、2019年9月に日経新聞に連載された「私の履歴書」では『失敗の本質』について2回にわたって述べ、その誕生の背景などについて読者の反響も大きいものがありました。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2022年
5月10日
言語
JA
日本語
ページ数
280
ページ
発行者
日経BP
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.7
MB
知識創造企業(新装版) 知識創造企業(新装版)
2020年
知識創造企業 知識創造企業
1996年
自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質 自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質
2017年
OODA LOOP(ウーダループ)―次世代の最強組織に進化する意思決定スキル OODA LOOP(ウーダループ)―次世代の最強組織に進化する意思決定スキル
2019年
ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル
2020年
構想力の方法論 構想力の方法論
2018年
失敗の本質 失敗の本質
1984年
失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
2012年
ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル
2020年
知識創造企業 知識創造企業
1996年
知識創造企業(新装版) 知識創造企業(新装版)
2020年
知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代
1999年