



女生徒
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4.0 • 461件の評価
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発行者による作品情報
「『女生徒』のやうな作品に出会へることは、時評家の偶然の幸福なのである」とまで川端康成に絶賛された太宰の代表作。1938(昭和13)年に太宰のもとに送られてきた有明淑の日記を題材に、14歳の女生徒の起床から就寝までの1日が綴られている。思春期の少女の心の揺らめきが、太宰ならでは繊細なタッチで描かれている。川端康成は「文藝春秋」の文芸時評で「作者は『女生徒』にいわゆる『意識の流れ』風の手法を、程よい程度に用いている。それは心理的といふよりは叙情的に音楽じみた効果をおさめてゐる」と評した。1940(昭和15)年、第4回北村透谷記念文学賞の次席に選出。有明淑女の日記は2000年に青森県近代文学館によって 『有明淑の日記』として出版された。
カスタマーレビュー
風邪治った
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太宰治と芥川龍之介の違いもわからない女が読みました
お母さんと最後に靴の会話をしているところは痛いほど共感した
頭の中でくだらないことをぐるぐる考えているのは私もたまにするから分かるけど、そんなに一日中やってられないや、と思った。せいぜい5〜30分くらい。
女のことが分かっているのか、それとも想像で書いたのか、取材してから書いたのか知らないけれど、リアルに書けているところが多くてびっくりした
なおぴのりぴ
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編集者
有明淑(ありあけしず)19歳・太宰フアンからの手紙を元に
編集した作品。
らし(^^)
、
面白い
電車の所が好き