〈妊婦〉アート‪論‬

孕む身体を奪取する

    • ¥2,800
    • ¥2,800

発行者による作品情報

菅実花の作品『ラブドールは胎児の夢を見るか?』は、妊娠した女性型愛玩人形を写真に収めるアート・プロジェクトで、見る者の「常識」と「感性」を揺るがし、大きな話題になった。



菅の作品の問題提起を受け、孕む身体と接続したアート――マタニティ・フォト、妊娠小説、妊娠するファッションドール、胎盤人形、日本美術や西洋美術で描かれた妊婦――から、女性の身体経験が社会にどう意味づけられ、人々はそこに何を読み込むのかを照らし出す。



様々な表象で分断される妊娠という女性の経験を社会的な規範から解き放つ挑発的な試み。

ジャンル
アート/エンターテインメント
発売日
2018年
1月30日
言語
JA
日本語
ページ数
173
ページ
発行者
青弓社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
14.4
MB

山崎明子 & 藤木直実の他のブック