妖怪記
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3.6 • 5件の評価
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発行者による作品情報
「妖怪記」は明治から昭和時代にかけて活躍した日本の作家、号は桃葉である田中貢太郎の作品。お作の家では、目に見えない何者か達が騒ぎ続けていた。ある日訪れた旅僧は、お作の顔を見て、「お前さんは、この比(ごろ)魔物にくるしめられておると見えるな」。この作品は底本の「日本の怪談(二)」では「小説・物語」として収録されている。