娘がいじめをしていました
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- ¥1,400
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発行者による作品情報
【あらすじ】
中学時代にいじめられた経験を持つ赤木加奈子はある日、小学5年生の娘・愛が同級生の馬場小春をいじめていることを知り、家族で馬場家に謝罪に向かう。
加奈子たちの謝罪はその場では受け入れてもらえたものの、小春はその後、不登校になってしまう。
小春の母・千春は苦しむ娘を見て知り合いに相談するが、SNS上での匿名の告発をきっかけに、思いもよらない事態へと発展してしまうのだった──。
我が子への不信感、夫との意見の相違、SNSで巻き起こる炎上…様々な問題に翻弄される二つの家族。
自分の子供がいじめの当事者と知った時、「正しい対応」とは果たして何なのか?
いじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描く、意欲的セミフィクション。
【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
カスタマーレビュー
かなりリアルに描かれた作品
小学四年生という精神的にも不安定で善悪の区別が曖昧な子供達がSNSに触れることの怖さやいじめを他人事と思い込んでいる親の姿が具体的に表現されていました。
作者さんのTwitterから知り拝読しました。
私の世代ではSNSの普及がほぼ無くあまり実感が湧かなかったのですが現在の児童達全てに起こり得る内容だと思いました。
お子様がいらっしゃる親子さんにはおすすめします。
何が正解だったのか考えてしまう
子供の頃にイジメの被害者を受けた事のある母が、イジメをしてしまった娘に対しての対応の葛藤に視点を置いた物語で、読んでいる間、色々と考えさせられます。
加害者の親と被害者の親の両方に感情移入してしまう作品でした。
高いワリに内容薄い
ショッキングなタイトルに誘導されて読みましたが、ページ数も少なく薄い内容です。