



嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか
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4.0 • 234件の評価
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- ¥1,900
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発行者による作品情報
なぜ 語らないのか。
なぜ 俯いて歩くのか。
なぜ いつも独りなのか。
そしてなぜ 嫌われるのか――。
中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。
それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。秘密主義的な取材ルールを設け、
マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。
そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言から、
異端の名将の実像に迫る。
「週刊文春」連載時より大反響の
傑作ノンフィクション、遂に書籍化!
カスタマーレビュー
さしみ極み
、
かみ
かみ
ホホホノホイ
、
とっても良い
当時のドラゴンズの内情をよく知る事ができました!
在米日本人
、
孤高の求道者
8年間番記者として落合監督と劇的に変わるドラゴンズと関わり続けたからこそ書ける内容ばかりで、圧倒的に読み応えがある。
周囲と交わらない絶対的な個、そんな生き様に強烈な違和感を感じるが、同調しないからこそ見える独特な視点を持つ怪物と対峙する中で否応無しに変わらされる周囲の人間の葛藤を覗き見ることができる貴重な書籍。
自分の考えを表明する事の大切さと同時に、予定調和に輪に加わらない人間が如何に人間の心を掻き乱すかを学べると言う意味で、自分の心に正直に生きることと社会の中で自分がどうあるべきかを深く考えさせられました。