子どもの心のコーチング
一人で考え、一人でできる子の育て方
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- ¥570
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発行者による作品情報
子どもをよい子に育てたい――。そう考えるあまり、声をかけ、世話をやきすぎて、依存心の強い、自立できない子どもが増えているといいます。しかし、子どもの将来を思うのなら、自分で考える力、周りの人とうまくやっていける本物の「生きる力」を身につけさせるのが親の務めです。本書では、コーチングの技術を応用して、子どもの内なる能力を引き出し、子どもが自分で考え、答えを出せる子育て法を紹介します。「親は子どもをサポートし、才能を花開かせるコーチ」「子どもに教えたい、“愛すること”“責任”“人の役に立つ喜び”」「幸せ気分でするしつけ」「あなたの『きき耳』チェック」など、親がコーチとしてのあり方を学び、親自身が成長することによって、子どもの「生きる力」も育まれていくのです。ワークショップやPTA主催の講演会で多くの親から支持を得ている子育てプログラム「ハートフルコミュニケーション」をわかりやすく解説した入門書。
カスタマーレビュー
正しいことは"理解できる"が"出来る"とは別。
4歳と2ヶ月の2人の子を持つママです。
娘が4歳になって急に色んなことが一人で出来るようになったと共にワガママが強くなり毎日イライラし感情的に怒ってしまうようになり悩んでいました。そして、私のこれまでのシツケ方が悪いのかもと考え子どものコーチングの仕方を学びたいと思いこの本を読みました。
全体として、子の自主性を尊重し寄り添う必要性とその接し方についてが具体的な例と共に書かれていました。
言われていることはその通りだと思うので参考にしたいと思うと共に、正直なところそれでは生活が成り立たないとも思いました。子どもが親の都合で振り回されるのは昔から当たり前。生活を回すため、(動かないなら)早くしろと言うのは仕方ないことです。
子どもに寄り添える余裕がある時には出来る限り対応していく…ぐらいのスタンスで捉えないと、こんなの即効性は無いだろから生活も心も破綻するでしょう。
小さいウチから声のかけ方については心がけておきたいが"責任"を認識させるには小学生以降にならないと難しいと思いました。
小学生になって自分一人で家にいさせられ、登校ができるようになれば"遅刻"で恥をかかせることで責任を認識させることはできると思いますが…それまでは自主性を重んじて自ら動き出すのを待っていたら仕事に行けなくなります。
話を聞くだけに徹する。子どもが望んでいることを子どもと相談しながら解決へ導く。
小学生になったら人間関係の悩みが子どもにできるので、これを参考にしたいと思いました。
ただ(著者も書いてあったが)なかなか聴いている方も辛くなってくるとは思います。子どもも解決の仕方なんて分からないだろうから(解決にいかなければ)ネガティブな話を永遠聴くことになるかも?
それで子どもの心の癒しになれば良いのか…
毎日笑顔のママってこの世にいるのでしょうか。
ママに対する助けがないと子どもも伸び伸びとは育てられないと改めて思わされました。