子供問題 子供問題

子供問‪題‬

学校、家族、メディアに見る子供をめぐる矛盾

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Publisher Description

【内容紹介】

小浜逸郎が2001年から約十年にわたり発表してきた文章から、子ども、教育に関わるものを一挙収録。

「子どもという存在について」「メディアから見る子ども」「学校、教育の現場に見る子ども」と、三つの切り口から、現代の子どもたちが直面する問題を論じていく。

2010年2月には、この本と対をなす『大人問題』刊行予定。


【目次】

まえがき


一章●子どもを育てるとはどういうことか


「子育て」の本質

遊びと文化

児童の自主性

干渉と不干渉のバランス

親の切ない心情

「お節介な、いい人」になる理由

公衆道徳を守る子どもの痛々しさ

未成年者はいつ「国民」になるのか

新しい通過儀礼を

なぜ道徳が成り立つのか

道徳心の起源


二章●青少年事件報道のゆがみ


ホームレスとヒューマニズム言説

池田小学校事件に思う

被害者の名前・写真の公開を疑う

再び、被害者報道の過熱について

アキバ通り魔事件を読む

フィリピン送還報道の軟弱さ

試合途中で泣くな!


三章●学校のメンバーとしての子ども


近未来の教師像

生徒に対する教師の権威を確立せよ

ゆとり教育の失敗がもたらしたもの

中学公民教科書を読む

「本当の自分」探しの虚妄

中世的世界像への回帰?

大学生の無知について

中学生のセックスについて

性に対する「大人」の態度

東大でビリとP大でビリとは雲泥の差

学校を通過する意味を客観視せよ

中国恐るべし

モンスター・ペアレンツ考

自分の無知を表現しよう


あとがき

初出一覧

プロフィール、著作一覧

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2005
December 7
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
192
Pages
PUBLISHER
ポット出版
SELLER
Pot Publishing
SIZE
989.2
KB
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