「学校」をつくり直す
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4.8 • 5件の評価
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- ¥950
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発行者による作品情報
「みんなで同じことを、同じペースで、同じようなやり方で」……何かおかしいと思われながら、長らくそのままの教育システムをひっくり返し、学校への絶望を希望へと変える方法を提言する。
カスタマーレビュー
ぱんだるま1129
、
教育の方向性を示してくれる本
やはり哲学者だからこそ、「そもそも〜」という問いを多く立てている。当たり前のようにあったこれまでの学校制度を、改めて問い直している。教員としておよそ10年が経とうとしているが、学生の頃に「そもそも教育とは?学校とは?」と考えていたことを思い返した。教員でなくても学生や、大人、または子どもたちに読んで欲しい良冊である。
せきかつふみ
、
学校に100%満足してても読んでおいた方がいい本
150年前から基本的に変わらない現在の教育制度に疑問を投げかけ、筆者なりの解決策を提案しています。
誰か一人が問題提起したら学校が良くなる、変わる、ではなく、先生、保護者、そして生徒も、みんなで考えて提案して、行動してこそ、みんなにとって幸福な教育現場になる。そんなことを説いている本だと思います。
この本が全てを教えてくれるわけではなく、ヒント程度のものと受け止めていいと思いますが、考えるきっかけになるだけでも読む価値は十二分に有りです。全5章のうち2章まで読めば、自ずと最後まで読みたくなると思います。