家族・私有財産及び国家の起源 リュウィス・エッチ・モルガンの研究に因み‪て‬

フリードリッヒ エンゲルス 著
西雅雄 訳
底本 昭和二十一年十一月十日 第一刷発行
昭和二十三年九月二十日 第二刷発行
発行所 岩波書店

改訳版序
序言
一、一八八四年初版のために
二、一八九一年第四版のために
家族・私有財産及び国家の起源
第一章 先史の文化諸段階
一、野蛮
二、未開
第二章 家族
第三章 イロクォイ人の氏族
第四章 ギリシヤ人の氏族
第五章 アテネ国家の発生
第六章 ローマにおける氏族及び国家
第七章 ケルト人及びドイツ人における氏族
第八章 ドイツ人の国家形成
第九章 未開と文明
附録 新たに発見された群婚の一例(エンゲルス) (『ノイエ・ツァイト』、一八九二年、第十一年、
第一巻、三七三三七五頁より)