寵愛は熱く儚く 寵愛は熱く儚く

寵愛は熱く儚‪く‬

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    • ¥660
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発行者による作品情報

異国の君主は傲慢に口づけた。“妹の婚約者の愛人”の私に。

「僕の妹の婚約者には、二度と会わないと約束したまえ」王族らしい高慢さをたたえ、カシムは嘲るような口調で言った。君のような女に妹の晴れ着を作らせるわけにはいかない、と。カシムの妹のドレスを縫うことになっているアンジェリクは、内気ながらその美貌ゆえにありもしない男性遍歴を噂されていた。私は彼の愛人じゃない――必死の抗弁は聞き入れられず、アンジェリクは気づくと力強い腕に抱きすくめられていた。「もう話すことは何もない。君の特技を見せてもらおうか」熱を帯びた褐色の瞳に絡めとられ、彼女は我知らず唇を開いた。

■目もくらむほどの喜びに、互いの立場を忘れるふたり。秘めやかに熱い夜を重ねる一方、カシムの花嫁選びは着々と進んでいて……。思いがけず禁断の恋に落ちた無垢な乙女の、儚く切ない愛の軌跡。

ジャンル
ロマンス
発売日
2018年
3月20日
言語
JA
日本語
ページ数
224
ページ
発行者
ハーレクイン
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
644.7
KB
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