山ぎは少し明かりて 山ぎは少し明かりて

山ぎは少し明かり‪て‬

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Publisher Description

女たち、記憶の湖へ還る。

佳代、千代、三代の三姉妹は、瑞ノ瀬村に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。しかし、村にダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに反対運動に身を投じるのだが──。
定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝。海外留学先で「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。彼女たちの瑞ノ瀬への想いはまったく異なっていた。
いま最注目のミステリ作家・辻堂ゆめが、壮大なスケールで描く懐かしい日本の「故郷」。変わりゆく時代を生きる三世代の女性をつないだ感動作を、満を持して文庫化!

※この作品は過去に単行本として配信されていた『山ぎは少し明かりて』 の文庫版となります。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2025
December 5
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
432
Pages
PUBLISHER
小学館
SELLER
Shogakukan, Inc.
SIZE
2.3
MB
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