弁天てんてん 弁天てんてん

弁天てんて‪ん‬

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発行者による作品情報

はい、入り口はこちらでござい。時は明治三十八年。高橋健吾という風刺画家がおりました。聞くもあわれ、見るもあわれ。この男、とんでもない一件に巻き込まれます。言ってみれば、本格伝奇小説のごとき大事件でございます。見世物小屋の看板絵描きや三味線をつまびく少女に出会い、おまけに暗躍する成金野郎と渡り合います。鎌倉と秩父にまたがる謎は、さらに謎を呼び、いよいよの開幕となります。さあて、つかまつる。おっと、お代はお読みになる前に。
島村匠名義で発表された伝奇浪漫小説が電子で復刊。

●佐野広実(さの・ひろみ)
1961年横浜生まれ。1999年第六回松本清張賞を『芳年冥府彷徨』(島村匠名義)で受賞。2020年第六十六回江戸川乱歩賞を『わたしが消える』で受賞。近作は『誰かがこの町で』(講談社)。電子書籍封切作品に『ムッシュ・ジャポネ』『浮世絵鑑定談』『森嶋中良 御典医の次男坊』がある。「新青年」研究会会員。

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
2月11日
言語
JA
日本語
ページ数
228
ページ
発行者
アドレナライズ
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
6.4
MB
誰かがこの町で 誰かがこの町で
2024年
わたしが消える わたしが消える
2022年
氾濫の家 氾濫の家
2025年
戦火のオートクチュール 戦火のオートクチュール
2023年
シャドウワーク シャドウワーク
2025年
サブ・ウェイ サブ・ウェイ
2024年