弁慶状[弁慶状絵抄](仙台板等・5種) 弁慶状[弁慶状絵抄](仙台板等・5種)

弁慶状[弁慶状絵抄](仙台板等・5種‪)‬

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発行者による作品情報

弁慶状[弁慶状絵抄](仙台板等・5種)
【判型】大本1冊。収録順に縦265・249・258・255・262粍。
【作者】不明。
【年代等】第1冊:江戸後期(嘉永6年の書き入れ)刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。第2冊:江戸後期刊。[仙台]伊勢屋半右衛門(裳華房)板。第3冊:江戸後期刊。[仙台]刊行者不明。第4冊:江戸後期刊。[江戸]山口屋藤兵衛板。*国麿画。第5冊:江戸中期刊カ。[仙台]刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。仙台板など同体裁の『弁慶状』5種を全冊収録した。『弁慶状[弁慶状絵抄]』は、流布本『弁慶状』の本文を大字・6-7行・付訓または無訓で記し、頭書に絵抄を加えたもの。『弁慶状』は、正式には『西塔武蔵坊弁慶最後書捨之一通』と呼ばれる古状短編型往来で、その内容からして『義経含状』とともに江戸初期に作られたと思われる擬古状。特に『腰越状』と類似した表現が顕著で、それに基づいたものであろう。内容は、衣川において討死を覚悟した弁慶が、雲州鰐淵山に身を寄せ真言不思議の修行に打ち込んだ幼少から、五条の橋での源義経との出会い、以後のうち続く平家との合戦を想起し、梶原の讒言によって不運にも今主君とともに天命尽きんとする際の想いを述懐したもの。対句的な表現や、「良薬口に苦し」「金言耳に逆ふ」「感涙肝に銘ず」「貞女両夫に見えず」等の慣用句・俚諺が多用されており、内容豊かな文章といえる。文末には、本来討死の年時である「文治五年閏四月廿八日(あるいは廿七日)」という日付が付されることが一般であるが、その代わりに「天和三癸亥(五月吉日)」という単行刊本の刊記を誤って踏襲したものも少なくない。

ジャンル
歴史
発売日
2025年
9月27日
言語
JA
日本語
ページ数
35
ページ
発行者
成錦堂
販売元
Awaji bookstore Seikindo
サイズ
44.5
MB
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