



弥勒経
Namumyouhourengekyou | 南無妙法蓮華経
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3.8 • 20件の評価
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発行者による作品情報
1964年5月に小谷喜美は、仏教学者の渡辺照宏に依頼して、これまでの仏教諸経典中の弥勒菩薩に関する経典郡を集大成し、『弥勒経』として編纂出版した。これを期に、日々の読誦の為の経典として、これまでの『青経巻』と『一部経(法華三部経)』に加え、新たに『弥勒経』が加わることになった。
1964年11月には伊豆の遠笠山に青年の修練道場として弥勒菩薩を祀った『弥勒山』を建立した。
小谷喜美が、弥勒経を編纂し、弥勒菩薩を祀る道場を建立するに至った経緯に関しては、喜美自身の言葉によれば「霊界からのご指導による」とだけされており、詳しい背景は不明な部分が多い。しかし、霊友会の修行においては、仏説観普賢菩薩行法経に示された、自らの過去からの利己的な行いや誤った考え方を反省し自身の行いを改めて行くいわゆる「懺悔の行」を実践することが重視されており、その仏説観普賢菩薩行法経の中で「當来の弥勒、願わくは我に法を授けたまえ」とあり、弥勒菩薩が懺悔を行ずる者にとっての指南役として位置づけられていることから、霊友会が重視する「懺悔の行」においては、弥勒菩薩を勧請し、その経典を読誦し、その精神的指針のもとに「懺悔の行」を実践することが不可欠であるという実践的要請が背景にあったものと見られる。
また、これからの世の中は精神的荒廃が進むと予見し、危機感を抱いていた小谷喜美が、五濁の悪世における弥勒菩薩の精神の重要性を確信し、次代を担う青年達が「懺悔の行」を実践しつつ、弥勒菩薩に象徴される慈悲と友愛の心を持って、愛と平和に満ちた世の中を構築していくことを期したという面もあったようである。
彌勒成佛經
一心に善く諦かに聽け。光明の大いなる三昧あり。比無き功徳ある人、正しく爾く當に世に出づべし。彼の人、妙法を説きたまえば皆悉く充ち足ることを得ん。渇きたるもの甘露を飮むが如し。疾く解脱の道に至らん。
南無妙法蓮華経
カスタマーレビュー
弥勒経は本当に尊い。
弥勒経は本当に尊いです。
宇宙や世界平和の為に、人々を救う、また因縁解決出来る素晴らしい経典であることに間違いはなく確信出来ます。
弥勒教
とてもためになった。