彼は昔の彼なら‪ず‬

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発行者による作品情報

『彼は昔の彼ならず』は、日本の小説家太宰治。この作品は底本の「「太宰治全集1」ちくま文庫、筑摩書房」では「日本の小説・文芸」としてまとめられている。

ジャンル
小説/文学
発売日
1634年
9月30日
言語
JA
日本語
ページ数
49
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
36.3
KB

カスタマーレビュー

なおぴのりぴ

同族嫌悪

語り手の僕と木下青扇、どうやらこの二人には自我が無い。それ故僕は、青扇に特別な才能を見出し惹かれていく。しかし、その青扇も自我がない故に才ある他人を真似ているだけなのだ。ある日、ふと幻想が解けた僕が、青扇はただの凡人だと看破する場面が可笑しい。どちらも無自我の自分に嫌悪し、焦燥した結果なのだろう。第三者に、僕と青扇の類似性を求める締めくくりが太宰らしくて良かった。自分は、他人の意見や作品を真似る人が苦手です。それを太宰が代弁してくれた気がする作品でした。なぜこんなにも苦手なのか、――ああ同族嫌悪だからか。

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