彼岸花が咲く島 彼岸花が咲く島

彼岸花が咲く‪島‬

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発行者による作品情報

【第165回芥川賞受賞作!】

彼岸花を採りに砂浜にやってきた島の少女・游娜(ヨナ)は、

白いワンピース姿で倒れていた少女を見つける。

記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので「宇実(ウミ)」と名付けられた。

この島では、〈ニホン語〉と〈女語(じょご)〉、二つの言語が話され、

白い服装のノロたちが指導者、歴史の担い手、司祭だった。

宇実は游娜、その幼馴染の拓慈(タツ)という少年に〈ひのもとことば〉を教え、

〈女語〉を教わって仲良くなるが、やがて進路を選ぶ時期がくる。

「成人の儀」にのぞむ3人それぞれの決意とは――。


国籍・言葉・性別などの既存の境界線を問い直す世界を描いた問題作。


解説=倉本さおり


※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
7月9日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.6
MB
私の身体を生きる 私の身体を生きる
2024年
生を祝う 生を祝う
2021年
ポラリスが降り注ぐ夜 ポラリスが降り注ぐ夜
2020年
五つ数えれば三日月が 五つ数えれば三日月が
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独り舞 独り舞
2022年
観音様の環 観音様の環
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