快進撃の壽屋
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発行者による作品情報
1980年代初頭に端を発するガレージキットの隆盛は模型小売店にとって、一大転換点であった。莫大な資金力を要するプラモデルの製造に対し、レジンキットは比較的小額の出資で量産が可能。瞬く間にメーカーを兼ねる小売店が増え、日本中が開発競争に沸き返った。中でも海洋堂、ボークス、ウェーブ、壽屋の4社は怪獣、フィギュア、ロボットなど、幾多のジャンルで鎬を削り、今ではプラモデルを生産するまでに成長した。
本書『快進撃の壽屋』は急成長を遂げる壽屋のモノ作りの中核を担う現場スタッフ、商品開発、商品企画といったクリエーターたちへのインタビュー取材を重ね、壽屋版ゾイドは開発スタッフの情熱から生み出されたプロダクツ。壽屋の海外市場向けブランドARTFX誕生秘話、美少女フィギュアとアメコミを融合させたBISHOUJOシリーズ開発の経緯など、快進撃を続ける壽屋の秘密を明らかにしていく。
快進撃の壽屋【目次】
まえがき・快進撃の壽屋の秘密
01:清水浩代副社長が語る「壽屋の60年」
清水浩代副社長と海外営業部の篠田順司部長に話を聞く
02:白鬚創が語る壽屋流フィギュア術
企画営業部 原型担当課長・白髭創に聞く
03:ゾイドってまだあるんだ
企画営業2部 亀井貴文 部長に聞く
04:壽屋フィギュア開発の最前線
企画営業部 岡本章と企画営業部 森川由莉子に聞く
05:壽屋プラモデル開発の最前線
プラモデル開発担当 菅野浩司とフィギュア開発担当 平本美和に聞く
奥付