恋ふらむ鳥は 恋ふらむ鳥は

恋ふらむ鳥‪は‬

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発行者による作品情報

見た。愛した。闘った。すべては歌だけが知っている——。

飛鳥の動乱を生き抜いた万葉の歌人、額田王の激動の半生。


時は7世紀。飛鳥の世に生きた一人の女、額田王(ぬかたのおおきみ)は子まで成した大海人王子(おおあまのみこ)と別れ、その兄、葛城王子(かつらぎのみこ)の仕切る宮城で宮人として勤めに邁進する。誰かの妻や母としてではなく、一人の人間、歌詠みとして生きる道を模索するも、葛城の死、大海人の挙兵で運命は一転する。白村江の大敗、叔父と甥が争う壬申の乱......。動乱の飛鳥の世を生き抜いた万葉の歌人・額田王の激動の半生を鮮やかな筆致で織り上げた傑作歴史長編。

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
7月4日
言語
JA
日本語
ページ数
567
ページ
発行者
毎日新聞出版
販売元
THE MAINICHI NEWSPAPERS
サイズ
8
MB

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