恐竜がいた夏
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Publisher Description
2009年第18回小川未明文学賞大賞受賞『アンモナイトの森で』の作者が、いつまでも少年少女の心を失わないすべての人々に贈る中短編小説集。
まだ太古の日本には恐竜がいなかったと考えられていた時代、ひとりダム湖に沈んだ恐竜化石の夢を追い続けた教師と少年の物語「恐竜がいた夏」(中編)。山陰の沼にひそむ巨大魚を釣り上げようといかだ作りを始めた少年たちを待ち受けていたのは…。少年の日の輝きと悲しみを描く「いかだ」(中編)。他に「菊石」「ちずさんと黒い川」「ニジマス」「ヤマガラ」の胸を打つ中短編小説4編を収録。