悪声 悪声

悪‪声‬

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発行者による作品情報

「ええ声」を持つ「なにか」はいかにして「悪声」となったのか――。

ほとばしるイメージ、疾走する物語。著者入魂の長編小説。


「なにか」は、ある重みをもって、廃寺のコケの上にそっと置かれた――。

京都のはずれの廃寺に捨てられたみどりごは、コケに守られながら生をつなぎ、やがて犬のブリーディングと桜の剪定を生業とする花崎さんに引き取られる。


「なにか」の声は、居合わせた誰もがはっと振り返るような特別なものだった。

長じて歌うことを覚えた「なにか」は、アムステルダムからやってきたサックス・プレイヤーの「タマ」と「あお」の父娘といっしょに、生駒の方舟教会でライブを行う。


奔放な想像力が魅力の、現代を代表する物語作家いしいしんじが、筋立ても分量も、あらかじめ何も決めずに想像の赴くままに書き進めた、少年の一代記。


第4回河合隼雄物語賞受賞作。


解説・養老孟司


※この電子書籍は2015年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ジャンル
小説/文学
発売日
2019年
8月6日
言語
JA
日本語
ページ数
496
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
2.7
MB

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