戦争と平和の国際政治
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5.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
世界は「100年に一度の大変局」(習近平国家主席)の時代に突入した。長年外交の第一線に携わり、その後東京大学で教鞭をとった著者が、実務と理論の両面から国際政治の本質を明らかにし、その上で日本周辺の危機を読み解き、ウクライナ戦争の意味と国際秩序の変動を論じる。米中対立で不透明感を増す日本の平和と繁栄をどう維持して行くか、国家生存の課題を問い直す。
カスタマーレビュー
memoria99
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今の国際社会を、リベラルな価値を共有する我々がどのように見ることができるのか、一つの道標になる一冊
・全体的に理論と実践を組み合わせながら「『安全』がすべてを圧倒する」近年の国際政治及びそれに影響を与え合う国内状況が描かれていて、それらに対する解像度が上がり、非常に良かった。
・リベラルな秩序を守るためにどのように我々は語り得るのか、特に意識しながら読むことができ、勉強になった。
・幅広い層が理解しやすいような丁寧な説明及び記事等の豊富なソースがありがたかった。
・「外交は内政の鏡」であるということが強調されており、日本の内政にも目が向けられている点も非常に有用だった。