戦後思想の「巨人」たち ──「未来の他者」はどこにいるか 戦後思想の「巨人」たち ──「未来の他者」はどこにいるか

戦後思想の「巨人」たち ──「未来の他者」はどこにいる‪か‬

    • ¥1,800
    • ¥1,800

発行者による作品情報

脱政治化が進む日本において、吉本隆明や工藤淳らによって担われた戦後は特殊日本的なものとして急速に色褪せてきている。一方で「巨人」たちの時代の終焉を見届けた柄谷行人以降、戦後の思想空間は変容しつつも漸く普遍性へ向かって解き放たれつつある。そこにはどのような継続と変化が潜んでいたのか。「戦争と革命」という二十世紀的な主題が「テロリズムとグローバリズム(への対抗運動)」として再帰しつつある今日、「未来の他者」をキーワードに戦後七十年の思潮を再検証する。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2015年
7月15日
言語
JA
日本語
ページ数
282
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
840.5
KB