揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義 揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義

揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講‪義‬

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(章立てと主な項目)

第一章 日本は「大地変動の時代」に突入

「海の地震」と「陸の地震」/正断層と逆断層/日本列島で地震が起きない場所はない/変動期は今後も続く



第二章 2035プラスマイナス5年、南海トラフ巨大地震の激甚さ

なぜ2030から40年の発生を予測できるのか/津波は「ビッグウェーブ」ではない/根室沖巨大地震にも注意を



第三章 20の火山がスタンバイ状態

巨大地震の後には噴火が/「3・11」直後から増えたスタンバイ状態の火山/噴火の三つのモデル/富士山噴火が南海トラフ巨大地震と連動したら



第四章 富士山噴火をシミュレートする

(1)火山灰

(2)溶岩流

(3)噴石と火山弾

(4)火砕流

(5)泥流



第五章 地球温暖化は自明でない

「異常気象」の「異常」は人間にとっての異常/地球は氷期に向かっている/温暖化は自明ではない/異常気象と偏西風/地球のバランス・システム「地球惑星システム」



第六章 減災の意識を持つ

知識は命を救う/指示待ちではなく自発的になるには/正常性バイアスを知る/「空振り」を受け入れる姿勢を持つ/個別「ハザードマップ」の重要性を知る



第七章 ポストGAFAを見据えて ――必要となる思考、知識、教養

戦略的な勉強を/知識、アウトプット、教養のサイクル/好きなことより、できること/人生で出くわす「偶然」を楽しむ/スキマにこそ醍醐味が/京都大学の教育法/難しい本は書いた人が悪い/時間を4つに分ける/読書はもっとも効率のいい勉強の手段



第八章 地球46億年の命をつなぐ

「長尺の目」で見る、ということ/ユクスキュルが唱えた「環世界」/アトランティス大陸は実在した?/大噴火は文明を消滅させる/地球科学的な時間と空間を

GENRE
Science & Nature
RELEASED
2022
October 7
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
204
Pages
PUBLISHER
KADOKAWA
SELLER
Book Walker Co., Ltd.
SIZE
17.9
MB

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