新月の盤に(1)
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5.0 • 3件の評価
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発行者による作品情報
負けても、"好き"はあきらめなくていい。
プロ棋士の養成機関・奨励会で降級退会の挫折を味わい、将棋をやめた高校生・銀谷悠月。
けれどかつて奨励会員だったことを知るクラスメイトの吉金露凛に、
自分の中の「まだ将棋を好きな気持ち」に気づかされた悠月は、再び将棋を指すことを決める。
プロを目指すのではない将棋“部”員として――。
これは、プロになれなかった少年の青春再生の物語。
APPLE BOOKSのレビュー
高校将棋部を舞台に、かつて挫折した少年少女の再生を描く青春ドラマ。プロ棋士を輩出する奨励会で負け続け、中学2年で将棋をやめた銀谷悠月。傷を引きずったまま高校生になった彼は、クラスメートの吉金露凛との出会いをきっかけに、将棋部への入部を決める。プロになれなかった人々を通して、何かを「好きな気持ち」の尊さを教えてくれる注目作。シンプルな作画やモノローグの中に、プロ将棋界という「鬼の棲み処」への静かな情熱を感じさせる構成が見事だ。悠月の再生を主軸にしつつ、先輩やライバルたちが次々と登場し、部活ものならではの群像劇としても読み応えがある。将棋は天才だけのものじゃない、という熱いメッセージが心に響くだろう。