新版 児童文化
-
- ¥2,800
-
- ¥2,800
発行者による作品情報
子どもが今を楽しむだけでなく、次の世代に継承する文化財として大人の役割を含めてまとめた。
『新版児童文化』では,子どもが楽しむと同時に,文化財と子どもをつなげる大人の存在にも着目し,大人自身が子どもの立場に立って楽しむ,さらに保育者(養育者)として子どもと共に楽しむという視点で,児童文化を見直しました。大人が自分の子ども時代を思い出し,周りの大人たちに大切にされた記憶を取り戻し,今度は次の世代である子ども達のしあわせを願うことが,子どもの一人ひとりの可能性を発揮できる環境を作り出すことにつながるのではないでしょうか。
オールカラー【発行・発売/ななみ書房】
【目次】
まえがき
第1章子どもと児童文化
1児童文化の誕生
2児童文化の現在
3児童文化の内容
第2章子どもと遊び
1子どもの遊びの今
2「遊び」の意味
1遊び論の系譜
2子どもにとっての意味
3「子どもの遊び」に託されたもの
1子ども自身が作る遊び
2大人のかかわり
4「遊び」に注がれる教育的視線
1教育的視線の導入
2遊びの教育性
5子どもの遊びと消費社会
1子どもたちの遊び風景
2テレビ文化と子どもの遊び
6子どもの遊びと電子空間
1ゲーム文化と子どもの遊び
2電子空間の可能性と危険性
7遊びのこれから
第3章子どもとおもちゃ
1おもちゃの歴史
1おもちゃと玩具
2日本古来の玩具
3商品化された玩具
4近代の玩具
5現代の玩具
6おもちゃの安全基準
他
【著者】
皆川美恵子
十文字学園女子大学名誉教授
武田京子
前岩手大学教授
河野優子
立教女学院短期大学他非常勤講師
佐塚公代
育英短期大学教授
田澤薫
聖学院大学教授