新装版 東西名品 昭和モダン建築案内
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発行者による作品情報
建築の百花繚乱の時代といわれる1920年代からいまに残る東西の名建築をたどる
アール・デコ、スパニッシュ、和洋折衷などの建築様式をはじめ、F.L.ライト、遠藤新などの建築家、病院、学校などの用途別、時計塔、望楼などの構造と、様々なテーマで切り取る。
【目次】
はじめに
PART1 建築様式で見る
アール・デコ
スパニッシュ
COLUMN:景観とは誰のものか?
PART2 建築家で見る
F・ L・ライト
遠藤新
W・M・ヴォーリズ
J・H・モーガン
COLUMN:郊外と都市文化
PART3 用途で見る
病院
女子大
小学校
転用モダンアパート
現役モダンアパート
ホテル
百貨店
駅
COLUMN:関西連邦共和国と東京帝国
COLUMN:看板建築
PART4 構造&リノベーションで見る
時計塔
望楼
外観リノベーション
タワー・オン・ザ・ベース
COLUMN:モダン楼閣建築
おわりに
【著者】
北夙川不可止
1964年兵庫県西宮市生まれ。同志社大学神学部中退。歌人(「玲瓏」所属)・コラムニスト。二十代より近代建築と景観の保存活用に取り組み「朝日ジャーナル」等で執筆開始。アート・ディレクターとして古楽コンサート、心斎橋大丸原図展などを手掛け、自らも様々なアーティストとコラボ、インスタレーションを行う。著書に歌集『ぬばたま』(エディション・エフ)、共著に「性の用語集」(講談社現代新書)、「産業遺産の記録」(三才ブックス)など。どこに行っても「伯爵」の渾名で親しまれている。
黒沢永紀
1961年東京都新宿区生まれ。早稲田大学文学部卒業。著述家・音楽家・軍艦島伝道師・映像制作ユニットオープロジェクト所属。音楽家として社会人デビュー。
2000 年ごろから軍艦島を取材し、多数の著作で発表する。オープロジェクトでは廃線や廃道などの産業遺産を映像作品化。著書『東京時層探検』(書肆侃侃房)、『軍艦島全景』(三才ブックス)、『軍艦島入門』(実業之日本社)、『軍艦島 奇跡の海上都市完全一周』(宝島社)、DVD『軍艦島』三部作や『廃道』三部作(いずれも日活)など多数。