日本の中小企業―CRDデータにみる経営と財務の実像 日本の中小企業―CRDデータにみる経営と財務の実像

日本の中小企業―CRDデータにみる経営と財務の実‪像‬

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日本経済における中小企業の果たす役割は大きいが、その平均的な姿や経営・財務の実態については、驚くほどわかっていない。各種の統計数字は出ているものの、これは一定規模以上の中小企業から集計した平均値をベースにしており、個々の中小企業の姿が見えてこないという難点があった。そうしたなか、本書では、中小企業信用リスク情報データベース(CRD)という新しいデータをもとに中小企業の実態を明らかにする。CRDは1997年に始まり、全国250の信用保証協会・金融機関がデータを提供し、全国の中小企業200万社以上の経営財務データが蓄積された、高精度かつ広範なデータベースである。本書では、このCRDを利用することで、日本の中小企業の経営と財務の実態をマクロ的に分析する。本書では、今まで見えてこなかった実態を初めて数量化・透明化している。その他、グローバル化、IT化のなかでのあるべき姿、中小企業金融、米国・EUとの比較、および政策的な見直しまでを提言する。

【主な内容】
序 章 問題意識と本書の構成
第1章 CRDからみた中小企業の姿
第2章 CRDからみた中小企業の収益状況
第3章 CRDからみた中小企業の財務状況
第4章 CRDからみた中小企業の経営財務動向
第5章 中小企業金融のあり方をめぐって
第6章 欧米主要国の中小企業政策
第7章 ベンチャーファイナンスをめぐって
第8章 中小企業活性化のための政策提案

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2008年
2月21日
言語
JA
日本語
ページ数
232
ページ
発行者
東洋経済新報社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
63
MB
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