日本の教育、どうしてこうなった? 総点検・閉塞30年の教育政策
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Publisher Description
教育問題のルーツを探る教育研究者と元・文部官僚の対話
長時間労働に疲れ果てる教師たち。評価や点数競争がはびこり、画一化が進む学校現場。日本の学校・教育は、なぜこうなってしまったのか?政策の展開をふりかえり、教育の未来を展望する対談。
※本書は、大月書店刊『日本の教育、どうしてこうなった?――総点検・閉塞30年の教育政策』の電子書籍版です。
【目次】
1日本の教育の「現在」はどうつくられてきたか(1)臨教審とその後の展開
2日本の教育の「現在」はどうつくられてきたか(2)教育基本法改正から現在まで
3教育における「新自由主義」の30年
4連綿と続く教育に対する国家統制
5教員政策と教職のゆくえ(1)上からの管理と自主的な研修
6教員政策と教職のゆくえ(2)働き方の現実と教職の魅力
7格差社会のなかの教育
8日本の学校はどこに行く?
【著者】
児美川孝一郎
1963年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部教授。専門はキャリア教育。著書に『自分のミライの見つけ方』(旬報社)、『高校教育の新しいかたち』(泉文堂)、『夢があふれる社会に希望はあるか』(ベスト新書)、『まず教育論から変えよう』(太郎次郎社エディタス)、『キャリア教育のウソ』(ちくまプリマー新書)ほか。
前川喜平
1955年生まれ。1979年、文部省(現・文部科学省)入省。2013年初等中等教育局長、2014年文部科学審議官、2016年文部科学事務次官に就任。2017年1月、退官。現在、現代教育行政研究会代表。自主夜間中学のスタッフとしても活動。著書に『権力は腐敗する』『面従腹背』(毎日新聞出版)ほか。