日本を前に進める
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3.3 • 10件の評価
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- ¥850
発行者による作品情報
「この本は、河野太郎という政治家が、これまで何をやってきたか、そして皆さんと一緒に、これからどのような国や社会をつくっていこうと考えているのか、その考えをまとめたものです」(本書「はじめに」より)。記すのは生い立ちから政治家としての原点、父・河野洋平氏との関係や、閣僚として取り組んできた安全保障・外交戦略、災害対応、そしてエネルギー、社会保障、教育をめぐる政策。さらにデジタル化社会に向けた規制改革・行政改革や、新型コロナウイルス対策の切り札であるワクチン接種など、今までの自身の活動を振り返りつつ、今後の「日本を前に進める」ための政策を打ち出す。「私は初当選から一貫して、自由民主党の一員として政治活動を行ってきました。自民党は長年、保守政党を自任してきました。〈中略〉本来、保守主義とは、度量の広い、中庸な、そして温かいものであったと私は思います」(同前)。「温もりのある国」を目指す著者渾身の一冊。
カスタマーレビュー
やる気でます
今これを読む必要性を感じて読ませていただきました。
日本、いや世界が変わる潮目の時が今きたと思ったからです。
読んでみてください。
かならず何か感じるものがあるはずです。
日本を前に進めるための施策の提案書
日本の抱える問題に対する深い理解をベースに「どのように進んでいくべきか」が具体的な施策とともに書かれています。施策はどれも明確な原則と根拠に基づくもので、確実に必要だと思われるものばかりでした。
現場にいる当事者としての問題意識、各施策に通すべき原則の明確化、意見に忖度がない、という点が、以前買った某政治家の本と大きく異なっていました。その本は、ただ言いたいことを言っているだけで具体策の提示がなく、とてもがっかりしましたが、そうした本とは違います。この本に書かれているような社会保障や最低賃金の引き上げが実現すれば、日本もきっと前にすすめるのではないか、という希望を感じました。