日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?
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- ¥1,300
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発行者による作品情報
親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた、訣別と希望と勇気の100通
児童虐待の相談件数はこの25年間で100倍に増え、
5日に1人の割合で虐待によって子どもが命を落としています。少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、それが今の日本の現状です。本書は、親に書いた手紙という形式によって、当事者の過酷な親子関係を世に伝え、子どもの人権が守られない日本の現状に100石を投じます。
【目次】
はじめに—不当ながまんを強いられる子どもたち
Ⅰ 気づく
私にも意志がある
いけにえ
プレゼントはゴミ箱に
見えないんだよ
衣食住の権力者 ほか
Ⅱ 戦う
できるなら惨殺したい
サンタさんへのお願い
殺さない理由
毒のゴミ箱
見捨てるのは怖い ほか
Ⅲ 出あう
お母さんは知らない
思い出すと苦しい
「おまえは悪魔だ」
死んだら負け
お父さんの殺し方 ほか
Ⅳ 変わる
あなたを捨てます
私の親は仏様
気づくのが遅すぎた
殴られても蹴られても
ねじ曲げられた私 ほか
「ほか」
選者解説
壮絶な痛みと苦しみを経て 東 小雪
「ありのままの姿」をさらす親たち 信田さよ子
おわりに 勇気ある行動によって
STOP! 児童虐待100プロジェクト
謝辞 本書の出版を支援してくださったみなさんへ
応募手紙の全文と編著者のメッセージを閲覧・視聴する方法
【著者】
CreateMedia
Create Mediaは、フリーライター今一生(こんいっしょう)が編集者として活動する際の名称。今一生は1965年、群馬県に生まれる。千葉県立木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍。1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』の三部作をCreate Mediaとして企画・編集。「アダルトチルドレン」ブームを牽引する。Create Media の編著書には『子どもたちの3.11』(学事出版)、今一生の著書には、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)などがある。
信田さよ子
臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。1946年、岐阜県に生まれる。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待に悩む人たちやその家族のカウンセリングを行っている。
東小雪
元タカラジェンヌ、LGBTアクティビスト、株式会社トロワ・クルール取締役。1985年、石川県金沢市に生まれる。実父からの性虐待を告白した著者『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)を2014年に上梓。LGBTや性虐待をテーマにした講演・支援活動を展開している。