日本書紀 第12巻
発行者による作品情報
神代から持統天皇までを記した史書。養老4年(720)成立。神代巻のみは慶長4年(1599)の勅版があるが、全巻刊行は慶長15年の古活字版が最初。掲出本はこの慶長15年版で、巻一、二の神代巻のみ写本を補配。第2冊巻末に慶長勅版の刊語を写し、端に小字で「延宝四〔1676〕仲秋下旬」とある。補写の年次であろう。第1、2冊の字配りは第3冊以下と同じで慶長勅版とは異なり、また慶長勅版の刊語は慶長15年版にもあるので、補写は慶長15年版に基づくと思われる。全巻にわたり、振り仮名、頭注等の書入れ、朱の句読等が施されている。第3冊巻三末に永正11年(1514)、天文8年(1539)、9年の書写奥書を移写する。高木利太(1871-1933)旧蔵。ほかに第3冊首に「来?」の朱印がある。(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)
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タイトルヨミ:ニホンショキ 12
著者標目:舎人親王, -735
シリーズ名ヨミ:ニホンショキ コクリツコッカイトショカンゾウショ
出版者:刊
出版年月日:1610
種類:通史