



日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか
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3.8 • 9件の評価
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発行者による作品情報
どうして日本の国力は
30年以上も低下し続けているのか?
低所得・低物価・低金利・低成長の
「4低」=「日本病」に喘ぐニッポンを、
気鋭のエコノミストが分析!
<本書の主な内容>
・「4低」現象は「日本化(Japanification)」と呼ばれ、世界で研究対象に
・今や日本の賃金は、アメリカの半分強、韓国の約9割
・失業率が高い国ほど、賃金上昇率も高い不思議
・「物価上昇率がマイナス」は、OECD諸国で日本だけ
・異次元の金融緩和でも、物価が上がらない理由
・日本は家計も企業も過剰貯蓄、はびこるデフレマインド
・アメリカはリーマン・ショック後、すごい勢いで量的緩和と利下げを行い、「日本化」回避に成功
・日本の政府債務の増加ペースはG7の中で最低、財政赤字を気にしすぎ
・ここ30年で、アメリカのGDPは2倍、日本は1.2倍
・日本では、年収200万円未満の世帯が増加、年収1500万円以上の世帯は減少⇒1億総貧困化へ
・「日本の年金・社会保障制度は危機的状況」の間違い
・大きな可能性を秘めている日本の第一次産業
カスタマーレビュー
元気かAロッソ
、
日本の正確な立ち位置がわかる
韓国ではこの20年で賃金が倍増していると聞いたことがあって、「どうしてかな?」と思っていました。オーストラリアのラーメン屋さんのバイト代が2000円を超えていると聞いて驚きました。
それらの外国と日本の“違い”は国の違いでは片付けられない深刻な“差”であること。その“差”がどうして生まれたのかがよく分かる本となっています。
自分の国が井の中の蛙となっているのだと思い知らせれました。
と同時にまだまだこの国も経済成長して豊かになれるのだと前向きにもなれました。